ネットでねこ救済のアピール

ネットでねこ救済のアピール インターネットを利用して、幅広い閲覧者の方々への伝達を目的に、ねこや愛護動物などへのご支援やご理解をお願いするときに、充分留意したい事柄をまとめました。

緊急アピール送信の前に、以下の事柄をご確認ください。保護、救済の他、行政やマスコミ、企業などへのお願いには、充分な準備が整い次第、Bccメールやメーリングリスト、掲示板、メールマガジンなどに緊急アピールの発信ができます。
 
オフライン(面談が原則)で、前もって事実確認ができていますか?
 

● アクシデントの当事者との緊密な打ち合わせが済んでいますか?
● 当事者が望んでいらっしゃることは何ですか?
● 行政など、公の管轄官庁などとの適切な調整はできていますか?
● 他に、支援グループはありますか?
● 他に支援グループがあるときは、その方針ややり方に従い、「側面からのお手伝い」という姿勢を保てますか?
● 他にグループがあった時でも、方針は一緒で、同じ目的の同じ方向へイニシアティブを維持できる環境づくりが済んでいますか?
● アクシデント当事者(または、保護や救済の当事者)と、良好な人間関係ができたうえで、極めて緊密なホットラインの情報授受態勢はありますか?
● 大勢の皆さまへ「抗議や要請のお願い」を働きかける際には、抗議や要請をする相手先へ、その旨の報告が済んでいますか?
● 抗議や要請のサンプルレターやサインオンレターは、抗議や要請の相手先にも前もって提示しましょう。

● 当事者が望んでいることと「動物愛護」のコンセンサスを慎重に深めましょう。
● アクシデント現場が「法」に触れる恐れがあるときは、更に慎重に行政などの指導や助言や協力を求めます。
● 特に登録制等の厳しい法規制のある犬の場合や、所有権の委譲が必要な動物の際に、管轄の主務所管行政の介在が欠かせません。
● 他の支援グループがあるときは協調してください。またはできる範囲でお手伝いしましょう。指示や命令は控えましょう。
● イニシアティブをとれるときでも、他のグループと協調しましょう。
● アクシデント当事者とのホットラインが重要です。
● 行政など(例えば愛護動物所管ほか・警察・消防・教育庁)の介在を必要とする際には、その方面への働きかけと、適切な措置などの実行を求めることになります。

主にアクシデント当事者の元からの「譲渡仲介や一時預かり」が主な目的になる場合は、

● アクシデントの当事者に、法律に触れる飼養や保管の恐れのある際にも、客観的で合理的な事実の確認を、正規の手順で行いましょう。
● 該当の動物が、なんらかの財産権利を有する「離脱有体物」などとみなされる際に、「命ある愛護動物」という立場を守る目的の「行政などの介在」も欠かせません。


動物が命あることに鑑みて、人との関係に心配りされることが目的ですが、動物が人間と適切な関係を保つためには、まずこのアクシデントに関わる人間同士の「度量ある協調」も肝心です。人と人との良好な関係ができてから、更にオフラインの次のステップにも注意しましょう。
 
事実確認ができたら、手助けのできる範囲を決めます
 

● 譲渡仲介が目的ですか?
● アクシデントの当事者が望む作業を進めるボランティアスタッフの募集ですか?
● アクシデント現場が必要とする物資が不足なのですか?
● 保護や救済のお金が不足なのですか?
● 抗議や監視のほか、要望やお願いの文章の発信ですか?

● 譲渡仲介には一時預かり、ポスター、メディア、ネットでの広報など、方法も様々です。守備範囲を確認しましょう。
● 地道な作業になるボランティアワークには、充分な認識と理解も必要です。無理のしない範囲で役割分担をきっちり決めましょう。
● フードやその他必要な物資のリストアップをしましょう。
● バザーやフリーマーケットなどの支援物資依頼は期日なども確認の上効率良くお知らせしましょう。
● 募金や支援金には受領が必要な場合もあります。アクシデントの当事者と充分なお打ち合わせの上、公表方法なども前もって取り決めしましょう。
● 抗議や監視、要望やお願いの文章の発信の際には、誹謗、中傷の他、名誉毀損や業務妨害、誣告などに触れない内容なのか、法的な問題などの検討も必要です。

 
インターネットで広報する際の準備をします
 

● 状況をタイムリーに詳しく説明できるホームページはありますか?
● インターネットメールの相談や問い合わせに、タイムリーに対応ができますか?
● アクシデント現場や当事者の氏名や住所を了解の上公表できますか?
● 当事者へのお問い合わせは支援者から直接受けられますか?
● 支援の母体は、アクシデント当事者ですか、救済を試みる個人やグループですか?
● 発信する文章の内容は「公益性に配慮」されていますか?

● 救済を試みる個人やグループがホームページ等を運営するときは、タイムリーな情報更新ができるかどうか確認します。
● ホームページが無いときは、タイムリーに情報を公開できるサイトを作ります。
● インターネットメールではさまざまなお問い合わせが集中します。専任の詳しい担当のボランティアさんの配備が困難なときは、掲示板などを利用しての公開掲示方法も有効ですが、客観的で合理的な裏づけのない経過情報の公開には注意も必要です。
● 保護、救済などの当事者は困窮し、多忙な場合が多いです。お問い合わせなどはなるべく負担にならない仕組みを考えましょう。
● 救済グループの広報や支援活動のお手伝いのときは、指示や方針に従いましょう。
● アクシデント当事者に直接お手伝いのときは、当事者への物資、募金、労力がスムーズに渡せる仕組みを提供しましょう。
● お願いなどの文書を発信する際には「なにがしかのお返事」も併せてお願いしましょう。
● ボランティアワーク原則の「目立たづ、邪魔にならず、指示通り」を充分理解します。
● ホームページやBBSなどで公開の可能な情報と、ボランティアスタッフ間の打ち合わせやコミュニケーションを図る非公開の会議室を分けておくと便利です。

 
インターネットでの広報発信の準備ができたら、メッセージ文を作ります
 

● インターネットの注意事項を折り込みます。
※チェーンメール禁止、重複ご容赦、不適切着信お詫び、など。
● 客観的で合理的な根拠に基づいたメッセージ内容を分かりやすく簡潔に要約します。
● ホームページURLを記載します。
● お問い合わせ先掲示板又は、メールアドレスなどを記載します。
● 発信母体を明確にします。
● お願い文の他、場合によっては抗議文にならざるを得ない場合でも、サンプルレターやサインオンレターなどを必ず作ります。


該当のアクシデントをマスコミなどへもリリースをお願いする際には、ことさら綿密な動物事情に関するお打ち合わせや学習の機会が必要になります。現場事情のみの経過報道や日本の動物文化事情に配慮しない報道は控えます。「世間へのアピール」を目的に取材を受けても、単なる「目立った出来事」として、面白おかしく報道される事例がほとんどです。メディアとの取材前の充分なオリエンが不可欠です。

ネット広報発信先は間接的な受信者も含めると即日で数千名です。送信する準備は綿密に整えましょう。
 

● 主な送信先
・国内外の複数のメーリングリスト(英文のある場合には海外も含む複数)
・緊急アピールアドレスへ、ダイレクトメール(登録済個人のほか動物環境他団体・マスコミ・ジャーナリスト・行政含む)
・メールマガジン
・掲示板・ニュースグループなど


尚、送信後は多数のウエブサイトからのリンクができるため情報は拡散します。客観的且つ合理的な基準に見合う事実情報の、的確且つタイムリーな授受にくれぐれもご配慮ください。