2000年のページ

きまま日記

"にゃんこ"やどうぶつで、怒る、笑う、喜ぶ・・・スタッフの き・ま・ま 日記

※『きまま日記』は現在更新されておりません。最新のブログは『地域猫・地域ねこ・ちいきねこ』になります。
『きまま日記』の目次はこちらをご覧ください。
※内容・イラストの転用や転載はお控えください。
※ねこだすけホームページ開設1997年からの古い情報が含まれています。特に法律関係など、既に内容の変更や改訂されている場合もありますのでご注意ください。

2000.12.3
  • 「この子達を救いたい」写真パネル展と講演会場にヘルパーさんたちと参加。濱井先生や皆さまとお目にかかれて感動。大変盛況でした。海外のねこ毛皮工場のパネルには愕然。
2000.11.30
  • 地域ねこ対策ねこちゃんをヘルパーさんの車輛で医師にお迎え。
  • 電話相談多数。
2000.11.29
  • 動物やねこ事情を公益法人団体と電話相談。
  • 地域ねこ対策エリアの実地見聞と、他のエリアでの捕獲と運搬にヘルパーさんが出動。
  • ねこの大量不明及び死体遺棄に警察が出動し検死が行われる。
2000.11.28
  • 猫のじむしょ、ねこちゃん協議会スタッフと合同ミーティング。法の実行には行政が係わることの確認などいろいろ。
  • 地域ねこ対策2箇所に出動。
2000.11.27
  • 国営某テレビ局記者さんと改正愛護法施行の雑談会。
  • 地域ねこ実務対策では一括5頭医師へお届け。車輛持ち込み実践ヘルパーさんが活躍。
2000.11.26
  • 現役大学生や新人社会人のボランティアさんがデスクワークのお手伝い。電話相談も好評。
  • 大量の切手のご寄付に一同感激。
  • 最大手のねこ市民グループと広報誌情報の交換。
2000.11.25
  • 10代~20代のボランティアさん数名がデスクワークのお手伝い。
  • 手術や捕獲の実務相談複数。
2000.11.24
  • マスコミや政府認定団体と個別案件の調整。
  • 行政と情報交換。
  • 区からの相談者対策新規あり。
  • 地域ねこインスペクターとの打ち合わせ。
2000.11.23
  • 天使の心を守る会スタッフとのミーティング。いんふぉてっく(I.T.)を有効活用するねこ愛護推進策がテーマ。
  • 保健所からの依頼でねこ対策を継続中。近隣とのお話し合いをすすめる。
  • 地域ねこ対策用のキャッツプロテクションケージ(トラップケージ)の受け渡し。
  • 都内のねこ不適正飼養多頭飼い情報の相談に対処。
2000.10.7
  • 地域ねこ対策はえさを与える人の生活も顧みずに無理を押し通して繁殖制限手術を強制しては対策がすすみません。無理をしないでできる範囲で行うことが基本です。

    地域行政に後方支援の助けを求めたり、ご自分の無理のしない範囲でご近所との会話の機会を作ったり、対策の方法は地域、地域で千差万別です。

    えさやり禁止対策やねこの駆除を対策としていた某地域行政の公園管理者に地域ねこ対策のノウハウをお話ししたところ、大変よろこばれ地域でのえさやり対話会議を行ったほか、ポケットマネーからご寄付までいただきました。
  • 都営住宅に単身で暮らしているねこが大好きな老紳士がえさやりいじめにあいました。外での給餌には管理組合から苦情の回覧も出たのでねこを室内に持ち込みました。このままでは室内はねこだらけになるのは目に見えています。

    区役所はえさやり禁止もねこの駆除もできないことを管理組合にもお話しして、不妊去勢手術を行いました。新しい飼い主さん情報をもっていたボランティアさんに何度もヘルプをもらいながら、ねこには室内飼いに慣れてもらい、5匹のねこちゃんは新しい住まいに旅立ちました。老紳士は団地内で適正な地域ねこ対策を毎日続けています。
2000.10.3
  • AWN連絡会ファックスニュース6号が配信されました。この情報はメールマガジンにも掲載が予定されています。
2000.9.29
  • ねこの介護シェルターの再建計画会議には有力な著名人のご登場にも後押しされて一段落です。今後は適正な終生飼養の継続にむけた地道で長い道のりが始まりました。

    この会議では外で暮らすねこの繁殖制限手術を獣医師の社会貢献の使命と感じて協力している協力獣医師さんと、獣医さんを求めているねこたちとのより確かな巡り逢いの機会を作ることも決定しました。
2000.9.27
  • 破たん寸前のねこの介護シェルターの再建計画がちゃくちゃくと進行中。
2000.9.16
  • ねこの社会問題を行政ぐるみで考えるアクシデントに直面しています。三宅島の被災動物のレスキューについては、行政の介入は欠かせません。都や関係者と何度もお話しをし、被災後にそれなりの介護を受けられる犬やねこもいますが、元の飼い主さんの元へ戻れる予定はありません。

    都民の小さなお願いの声が少しづつは届いていますが、多くの個人が長い間自費で頑張って続けたねこの救済介護や里親さん探しの現場の実態を行政や大規模法人団体が実際に目の当たりに体験しています。

    長い間多くの市民が考え続けた根っこにある大きな問題が、少しづつ真剣に考えられ始めています。対策は容易です。個人の救済介護シェルターを参考に行政が大きく広げるだけです。殺処分をせずに、適切な終生飼養の行なえる方法は実行できます。
  • 犬やねこと共に暮らせる住宅環境やまちづくりを進めること
    適正な飼い主さんに犬やねこが巡り会える機会を増やすこと
    一生涯に渡り飼い主の責任を果たせない小さな命を作らないことの三つです。
2000.9.10
  • ねこについての相談が途切れることがありません。ねこの保護や救済活動をひとつひとつレポートしたいのですが、全てがボランティアさんの奉仕作業です。

    捨てねこがいる。これ以上飼えない。預かってほしい。ご近所から苦情がある。保健所が変だ。お役所が変だ。手術をしたいが捕まらない。地域ねこのお仲間と喧嘩になりそう。里親さんの身元調査をして欲しい。虐められるねこがいる。

    ねこ介護や里親探しにもできる限りでお答えしていますが、地域ねこインスペクターさんはお休みもとれない状態が続いています。最低の交通費実費くらいでもお支払いができるようなキャッツレスキューチームを編成しないことには、ねこの社会問題の解決には進めません。カンパをお願いしています。
2000.9.6
  • 動物愛護法の改正にともない、動物取扱業の定義が話題になりました。命あり、人との共生を尊ばれる愛護動物の犬ねこには終生の適正飼養や出産しても飼わないときの繁殖制限、加えて万事ほかに方法が無いやむを得ない際の新しい飼い主さん探しが決められています。

    前もって人に譲ることを目的にする犬ねこの繁殖は愛護動物にはできません、愛護動物の定義から除かれ食肉などと同じ畜産の分野になります。家庭内畜産繁殖の犬ねこも離乳後に続けて飼うときは愛護動物となりますので、産ませた飼い主が終生飼養しなくてはいけないことはほとんど知られていません。
  • 三宅島の動物たちへの安否問い合わせが増えました。今さらですが人命が危機にさらされてからは、立ち入ることもできません。全国で再発します。災害時のアニマルレスキュー対策は行政が係わらないことには不可能です。

    家族同様の愛情をもって暮らす猫と離れない老人が島に残った行為を愚行権の行使と酷評されました。有珠山でも体験したことの再発です。行政の事前対応不備が原因する二義的な被害者です。

    責められるべき相手は事前になすべきことを怠った地域行政と対策が遅すぎた東京都です。繰り返しますが同じ事態はやがて全国で再発します。
2000.9.4
  • 地域ねこの基本は毎日思い知らされます。不幸なねこたちが今いるところで上手に生きていくための適正な終生飼養の実行です。最初の作業フレームはねこの保護や救済よりもねこのそばで暮らす仮りの飼い主さんの意識変革です。

    次が仮の飼い主さんが頑張って行うご近所のお仲間作りです。都内某所の約30頭のねこちゃん対策の手始めは、仮りの飼い主さんの意識変革から始まっています。
2000.9.2
  • 全国いや、世界中に動物事情のネットワークを可能にするアニマルウエルフェア連絡会に参加しています。噴火災害の動物たちを見捨てたことを世界に発進できますが、動物は命あるものとする動物文化の向上までもう少しの我慢、悔しいですが、辛抱が続きそうです。

    市民レベルでは災害時動物救済にできることをできる範囲で頑張っていますが、動物保護管理行政の統制はとれず混乱の回避は困難です。
2000.9.1
  • 災害時には行政主導の動物救済システムが実行されないとアニマルレスキューは不可能です。三宅島の動物を助けられる者がいなくなります。
  • 地域ねこ対策者さんが保健所に地域ねこ指導に出向いています。「野良猫に手術するのは警察の許可がいる」などという行政職員がまだいます。
2000.8.31
  • 地域ねこ普及啓発のご相談通信や郵送費、宅配費、器具備品費などが無くなってしまいました。コストパフォーマンスでファックスを多用しています。
2000.8.26
  • ねこ保護の依頼がなんとも多いことでしょう。保護の道具を貸し出すほか、なるべく野良の仮の飼い主さんが手術もできるようにヘルパーさんが指導に頑張っていますが、費用負担のご相談にはご近所からのカンパの集め方などのレクチャーです。
2000.8.24
  • 猫の殺傷犯(12月1日施行の改正法では衰弱虐待と殺傷を区別)をパトカーで連行した関東近県の県警あり、但しねこの殺害に至らないことにも配慮し釈放されました。
2000.8.23
  • 地域ねこ対策の現場多数に応援中。地域ねこの基本原則第一段階は「ねこのそばにいる、ねこの福祉ボランティアさんの発掘と指導」です。

    ねこの福祉ボランティアさんの発掘が適切に実行されない現場では法に背いたねこの駆除処分が地域で採択される事例もあり、その後の終生飼養対策に混乱が続きます。
2000.8.20
  • ねこの展示方法に関する是正要請のためマスコミ人とも理解を深める勉強会がねこの福祉ボランティアの提案で行われます。

    また愛護動物の多頭飼養に起因する周辺の生活環境の保全が損なわれる恐れがある事態に関してのマスコミ取材要請に基づく勉強会が見送られたため取材活動が中止になりました。

    終生飼養を目的にしない犬の個人繁殖を誘発する新聞社系の雑誌記事は、要請により法に準拠した普及啓発に改善されます。
2000.8.17
  • 町内会ぐるみの地域ねこ対策実行準備のため、住民個人が先を見越してねこシェルターをビル屋上に設置。数回の町内会会議ではねこの排除決議が継続したので、手術&うんちパトロール隊を事前に実行。

    ねこシェルターからの里親譲渡を並行しながら、町内でのねこの適正な終生飼養を半年以上も掛けてデモンストレーションを続け、町内会への理解を求め続けていますが、「地域ねこ対策」は町内会決議に未だ取り入れられていません。
  • 動物の福祉インスペクターさんが「地域ねこのフランス事情」をレポートしています。http://sites.pearlmedia.com/nyanko/suginami_pari.html
2000.8.15
  • ご相談トップ10の事例と解決方法は「ねこファクトシート」の事例集に編纂が予定され、ねこヘルパーさんが作業分担で行っています。

    例えば、「遺棄された子猫の保護」の際には「仮の子猫シェルター」設定を保健所や役所に届けながら併行して同時に警察にも通報し、更に中央行政にペット条例などの規則強化と行政の横の連携の推進を要請するなどの気の遠くなる様な煩雑なプロセスを、子猫を保護された方と協力しながら進めています。この作業は全国の警察が遺棄猫の通報時に受け付け書式を策定するまで気長に続けられます。
2000.8.14
  • 猫が好きで保護を続けるうちに、頭数が増え過ぎて手に負えなくなった飼い主さんからのSOSが全国的に増えています。

    飼い主さんに適正な終生飼養を自覚していただくことと、地域行政などにお願いし室内での多頭飼育の許可や、近隣へは遺棄虐待対策の地域ねこへ理解をいただくことや、そのほかできる限りの方法を取り入れながら都内中心部の大規模団地の多頭飼い飼い主さん対策はこれからの長い長い適正な終生飼養を目指した解決に向かっています。

    (全国的に対策進行中。地域行政、地域住民、管理組合、地域のねこヘルパー、飼い主さんの徹底した連携プレーが効果的です。)
2000.8.12
  • 地域ねこ対策を始めたいがお仲間がいない時には、その地域で「お仲間づくり」をゼロから始めることが今頻繁に行われている方法で、お仲間づくりを始めるのは地域ねこ対策を望んでいる猫ヘルパーさんがボランティアで行っています。

    「お仲間づくり」を始めるボランティアさんがいない場合には、お仲間づくりが必要と考えているボランティアさんへのレクチャーが地域ねこインスペクターさんによって進められます。

    地域ねこエリアを限定したヘルパーさんの紹介依頼が多いですが、先ずどなたでも最初にできることはご自身がその地域でどなたかにお声をかけることから始まり、その方法などを地域ねこインスペクターがレクチャーしています。

    尚、地域ねこ実行者を安易に紹介することは、さまざまな多くの障害を伴うのでネットワーク内でもことさら慎重に対処しています。(都内や全国多数のエリアで継続中、ファクトシート有)
2000.8.10
  • ここ数日のご相談トップ10
  1. 地域ねこ対策を始めたいがお仲間がいない。
  2. 餌やりを禁止された。
  3. 毒物を蒔かれたようだ。
  4. 子猫を保護したいが飼えない。
  5. 獣医さんを紹介して欲しい。
  6. 猫が減っている。猫捕りか?処分か?
  7. ご近所が手術に反対。
  8. ショップなどの展示方法が虐待。
  9. 猫が逃げて戻らない。
  10. 手術の時期はいつ頃か?
2000.8.5
  • 都内中心部の御所にも近く、環境が整備されている都営団地の自治会だよりは「改正動物愛護法では猫の駆除処分ができるので期待している。保健所が餌やり禁止を説得する。餌をやる居住不適格者は住宅局に申請される。」など都も驚嘆する記事でした。勿論地域ねこインスペクターが活動を始めています。
2000.7.29
  • 地域ねこ活動の基本にもなっている不妊去勢手術の実施頭数を集計しています。「適正な飼養に努めている仮りの飼い主がいる」と自信を持って言える地域が条件ですが、千の単位になりそうです。
  • 逆に、飼い続けられないと思っているのに産ませてしまい、慌ててポスター、チラシ、タウン誌、ホームページなどの里親探しで手放したところ、住所も知らされず、連絡もとれなくなってしまい、里親と偽った猫の搾取には注意を呼び掛けて欲しいとの通報も頻繁にありますが、何故安易に産ませて軽率に渡してしまうのでしょうか?
2000.7.28
  • か弱そうな地域ねこヘルパーさんから男手拝借の要請。重い砂袋とレンガブロックが支援物資で到着しており場所を選んで地域ねこトイレを設置。早速砂にうんちを運んで臭い付けをすると、翌日には公衆トイレが完成し毎日の掃除も楽になります。
2000.7.27
  • ねこのネットワークからの情報です。繁殖制限の努めを怠った結果出産させてしまった子犬の安易な譲渡仲介を、某著名マスコミが微笑ましいエピソードとして広報したことへの読者からの指摘を大きな反省材料とし、今後は適切な広報に努力する。と某著名マスコミの関連企業から伝言です。
  • 某県の動物保護行政に事実確認をお願いしたねこの掃討薬殺駆除の件でご連絡をいただきました。さっそく現地に赴き対処していただいたことと、県でも動物愛護法の改正に従うペット条例改正や制定へ向けて検討中とのことです。

    但し、この地域では捨てねこやこれらのねこに遠くから通って餌を与えるだけの不特定飼い主も多く、ねこからの侵害感情を持つ近隣住民も多数で、ねこと人との共存対策は長期化します。
  • この時期には捨てられた子猫や地域で産まれてしまった子猫が多く里親さん探しの依頼も多数です。新しい飼い主さんを探すより他に方法がないやむを得ない事情で飼い主さんを探すときには 1.写真 2.子猫ちゃんの姿などの簡単な説明 3.ご自分のご連絡先 4.擦り込み(人に飼われることに慣れる)の程度 などを必ず文書でお寄せください。

    産ませてしまったから。もう飼い続けられないからなどなどのそれなりの理由の際には里親探し仲介のボランティアさんに詳しく事情を聞かれることも多いです。
2000.7.24
  • 動物保護団体にはどうして協同組合のような連携機能がないの?、と動物保護団体内部からも疑問があります。

    理由は簡単です。「人が動物の生態を操作しながら、人と動物は長い歴史の中で共存している」とする、産業愛玩動物や畜産愛玩動物、展示動物などを動物愛護活動のカテゴリーにする動物団体組織があります。

    また、動物は命あるものであり、動物の擁護や保護、愛護、管理は人間だからこその慈しみを保ち、動物の命を尊び人と動物との共生に配慮するとする保護団体も多数です。

    或いは、自然環境や人間の生活環境の中で、動物の自然な姿を追求する立場の団体も多くみられます。畜産関係は主に農水省の認定団体ですし、保護や管理は総理府で、生態系の擁護などは環境庁です。伝統文化に係わる動物やスポーツや行事、人の使役に係わる動物の管轄官庁は多岐にわたります。

    また、近々には動物保護行政が総理府から環境省に移管される予定です。このような動物をとりまく混沌とした人間社会の中で、生きる方法を失いかけてしまっている愛玩畜産関連動物の救済を目指す団体や、動物の生命を尊重し人との共生を目指す団体、または自然環境と動物の生態などに配慮して人と動物のあり方を追求する団体などなどが、一般に知られている保護団体ですが、畜産動物や産業動物の擁護や拡大を目指している動物団体組織も活躍しており各々の団体の、人と動物との共生に対する役割は互いに大きな影響力を持っていますので、「純粋に動物の命を擁護する」為の団体間連携機能の形成には困難な課題も少なく有りません。

    国内の動物保護団体の統一組織として活動した、従来の動管法改正連絡会は改められ、動物の法律の実行や動物の福祉を推進する全国包括の組織作りが始まっています。
2000.7.22
  • 地域ねこは、お掃除やお片付けをしながら、ご近所とお話しして、これ以上増えないための不妊手術を行うのが基本ですが、ご近所のご理解や、捨てねこ対策、里親探しなどにはどなたもご苦労が多く、捕獲相談や獣医師さん紹介以外のご相談ファックスやお手紙が毎日毎日届いています。
  • テレビ取材のお問い合わせも多いのですが、人と生命ある動物とのすてきな共生を原則にした法律規範が数十年もの間正確に理解されないまま社会が進んでいますので、マスコミの取材テーマが安易なペット風潮に基づく場合も多く、正しい動物事情などを打ち合わせの後には、番組内容が完全に変わってしまうことも多く、管轄官庁の総理府も力を注いでいる、正しい動物事情の普及啓発はたやすくはありません。
2000.7.21
  • 室内飼いの逃亡ねこちゃんレスキュー対策を地域ねこ共同対策中の保健所さんと連係しケージやトラップほか保護の為のお手伝い中。この保健所さんはケージもトラップも配備して臨機応変に貸し出しを行い、ねこの適正な終生飼養や繁殖制限の指導に努めています。ねこの掃討駆除処分の捕獲器具を貸し出している役場とは天と地の違い歴然。
  • 野良猫への手術は獣医師の社会貢献の一つとおっしゃる獣医さんのお客さんに地域ねこの保護と対策を本日は実地研修中。
  • 某県庁へ依頼して動物愛護対策の適正化を確認中。某大企業数社に協力依頼しながら、動管法設定以前からの不適切な商慣習を適正な動物風潮に是正勧告中。
2000.7.20
  • 地域ねこ協力獣医さんとデリバリーの手配がうまくいきましたので、本日は長期継続地域ねこエリアで2頭のねこちゃんを保護して手術や術後の介護の手配です。えさやりさんに協力依頼と「好物の唐アゲ」の用意をお願いしました。暑いし、日が暮れてから開始です。
  • ウエブの某ポータルサイトの販促企画に生体プレゼント企画事件がありました。また、◯◯ブルーの子猫譲渡、値段は◯万円で血統書付。や◯◯ショートヘアの子猫男◯円・女◯円血統書付。などなど動物の法律の精神さえご存じないねこ好きさんや企業のウエブ利用も頻繁です。

    ねこは愛護動物や保護動物としてその出生の尊さや生命の慈しみも法律で保護や管理されています。詳しくは「ねこにもわかる動物の法律と疑問」のページへ。
2000.7.19
  • これから夏休みの時期です。「外ねこちゃんのえさやりボランティアさん、緊急派遣たのむ!!」・・の依頼が増えますが、繁殖制限や適性飼養の管理が地域でできているのかどうかをお伺いするとほとんどの場合はこっそり隠れてえさだけをあげっぱなしの場合が大多数です。

    どなたかご近所の方に勇気を出してお声をかけられることをお話ししますと、数カ所で御馳走になっているねこちゃんもいました。地域ねこの原則は「清掃と対話」。
  • 地域のねこちゃんがこれ以上生まれるととても面倒みられないので、獣医師さんを紹介してください。との「適正・終生飼養・繁殖制限」の遵法の努めは広まっており、対応には嬉しい悲鳴です。

    逆に「可愛い子猫生まれました」「お安くお譲りします」など総理府の動物保護啓発担当が眉を潜める意識も無くなりません。最も嘆かわしいのは大企業のイメージ広告でも微笑ましいテーマとしての「生まれた子犬の里親探し」などを、飼い主の責務に見識がないまま世間に宣伝していることです。

    譲渡ができるのは「飼い主に終生飼養の不能な、やむを得ない万障他に方法のない理由がある時」です。子犬、子猫が生まれても全ての赤ちゃんを一生涯家族同様の愛情をもって飼い続けられないときには飼い主が「繁殖制限」に努めることが遵法の精神です。

    狩猟犬を2週間も置き去りにした飼い主が現行動管法13条違反の責めを負わないのが現実ですし、10軒に8軒はとらばさみを所有し近隣には足をもぎ取られた野良犬が徘徊している地域では、犬を遺棄した飼い主も、とらばさみを仕掛ける住民も遵法の責めを負っていません。
  • 匿名の抗議依頼続報/「社会的責任の有る大企業が抗議の対象」と記載があったのですが名指しされた企業とは関係なし。所在地や名称の記載はあるのですが記載された名称で電話の届けも無し。公営の施設のようですが、遠方からでは管理者の確認までも長い長い道のりです。

    匿名でさえ無かったらもう少し情報の伝達がスムーズです。県に電話し役場や管轄官庁を尋ねて、管理母体が判明できてからの対処になります。

    やむを得ない事情などで無記名の匿名情報にしなくてはならない際にはどうぞ適切なご配慮、諸事情をご理解のうえ、有効な抗議や改善要請にご協力をお願いいたします。猫を殺傷駆除処分しているようなのです。最悪電話案内でも調べられる程度の情報は欲しいです。
  • 「正視できるか!!残虐な放置死体」画像を掲載中。
2000.7.18
  • 歴史ある飲食通りの一角で子猫3匹発見。ご近所では全ての猫ちゃんが地域ねこヘルパーさんに管理されているので、どうして子猫が涌いて出たのか不明。閉じてしまった目を洗って目薬で応急処置の後、会社勤め地域ねこインスペクター氏の残業が終わってから協力獣医さんでお泊まりです。

    擦り込み(飼い猫に向けた躾トレーニング)をして里親さんを探すか、地域で暮らすか、決断はこれからです。
  • 匿名の抗議依頼はその内容は事実でも気が滅入ります。増して社会的責任の有る大企業が抗議の対象となると結論は出しやすいので、何故匿名なのか勘ぐられてしまいます。

    ニュースソースは公開しないとの約束はできますのでその旨明記してご連絡先は必ず記載してください。

    地域で適正な終生飼養に努められている猫ちゃんに対する侵害の抗議の場合には対処も変わります。みだりな殺傷虐待の場合でも綿密な現地情報が得られている際には回避対策は即決できます。猫のウエルフェアヘルパーさんは、思想や政治、宗教企業にも片寄る必要は全くないので、身分を明かして不味いことも全然ありません。
  • 5年間の室内飼い去勢済みのにゃんが1週間戻りません。地域ねこの困りごと共同対策中の保健所経由でSOS。餌場や餌やり時間対策のほか、保護用器具などの手配と併行し、にゃんことはご家族総出の持久戦開始。

    いつの日か完全室内飼いを行政指導し規則する時代がやってきた際には逃亡猫対策も行政管轄になりますので、消防レスキューなどとの保護活動の連携はできるのでしょうか?飼い主さんのうっかりで逃げてしまったねこちゃんを消防のアニマルレスキューが保護して自宅に帰還。なあーんて微笑ましい。
  • 縁の下で子猫が生まれたので引き取り手はいないものかと、猫好きのご婦人からのSOS。捨てねこ違反対策や、室内飼い規制、繁殖制限の強制などを行なえない行政には、もちろん保護救済のシェルターはありません。

    また、譲渡仲介や適正な飼い主さん登録を日常的に頻繁に行う公営施設も外郭施設もありません。個人の保護家さんには金輪際子猫を引き取れる余裕もありません。ご近所の地域ねこ対策住民が飼養の責務を果たすために進み出ました。
  • わんこの生体プレゼントを計画したウエッブポータルサイトに抗議の要請依頼。動物愛護法では条例に従い登録などが義務付けられた動物取扱業にも、販売時には顧客に対して下段の法律を説諭することが決められた程、動物の法律は誤解されて実行されています。

    良識ある多くの企業活動家は法律があることを知った時点でペットの生体プレゼント企画を撤回しています。
  • 大規模団体所有のビル群が立ち並ぶ綺麗な街並。街に勤務する人と地域のねこ対策の捕獲に行きましたところ「あらあ、知ってるわ。地域ねこでしょう。」ってお声をいただきました。
  • 地方の団地で決めた猫の駆除班設置計画は、全国からも他の方法の説明や回避要請が起り「団地地域ねこ班」に好転の可能性が大きいのですが、メディアなどに通報したご本人が地域ねこ対策に係われるのか否かも今後の展開を大きく左右するので、遠方から現地対策に乗り出す覚悟決定済みの地域ねこナビゲーターさんもさまざまな関係方面への手配方を待機中です。
2000.3.5
  • 小さなエリアの大きな地域ねこ対策をはじめようとする皆さまから、嬉しいお問い合せが続いています。
  • 15頭ほどのねこに自宅のお庭でえさを与えていたら、ご近所からおこごとをもらったので、保健所に見に来ていただいたが、なすすべもなし・・とおっしゃられたご婦人から、噂をたどって地域ねこ対策ボランティアさんにSOSのお電話が届きました。
  • 早速、獣医さんと打ち合わせをしてから、ご近所さんにもチラシを配り、手術のための保護を始めました。数頭の手術が終わったところで、もういちど保健所に地域ねこ対策実行のご報告をしながら、このエリアの実態を都庁にもお知らせしました。
  • 数日後に保健所の若い職員さんたちが、地域ねこ対策を町内で実際に体験したところ、ねこを快く思われないご近所さんからも「小さな命だから、殺すことはできません。」といわれました。
  • 今まで保健所の電話には「捕まえて殺してしまえ。」などとの苦情だけが伝わっていましたので、町内のやさしいふれあいに始めて接した保健所の若い職員さんたちもびっくりしました。(2001.2月都内にて)
  • 去年(平成12年)の暮れ、地域ねこ対策が活発なのに、東京都の野良ねこ対策プランに賛同してはいるものの、具体的な対策協力には挙手をためらっていたある区役所の会議室には、議員に案内された2名の地域ねこボランティアさんと4名の区役所職員がいました。
  • ボランティアや町内の住民がすでに何か所でも取り組んでいる地域ねこ対策には、区役所からの後押しをいただくことへの障害は見当たらないことなどを手短にお話ししたところ、ものすごく決断の早い担当の課長さんは、都がすすめる地域ねこ対策プランに即時に賛同表明しました。
  • ほかの職員さんたちにも、前々からご理解をいただいていた対策でしたので、早速町内にでかけて地域ねこ対策会議の第一歩が始まりました。