「地域猫」とは

「地域ねこ」とは「地域」と「ねこ」がひとつになったもので「人間が生活するところで、人とねこが上手に共生できている地域」のことをいいます。また、多くの人の努力で地域ねこができている場所には、人と共に上手に生きるねこがいます。このねこたちのことも「地域ねこ」といっています。

「地域ねこ」は、人が暮らすところにねこも生きていることで起こってしまう、人と人とのトラブルをなくすことが大きな目的です。
 

どうすれば「地域ねこ」になれるの?
ねこが「地域ねこ」になるには、その環境で暮らす多くのボランティアさんたちの努力と対策が大切です。人が生活しながら、ねこも一緒に生きている地域には、人とねこがすてきに共生するためのルールがあります。

このルールはペット条例や動物愛護法などです。条例や法律は、ねこから人への侵害を防ぐことと、人がねこの命を守ることが基本の精神になって作られています。また、このルールは、生まれながら外で暮らすことになった野良ねこに限らず、飼い主のいる全てのねこにもあてはまります。

ねこが「地域ねこ」になるには、ねこが生きている環境で生活する人たちが、このルールを地域のねこたちに当あてはめてあげることが必要です。地域のねこたちにルールを当てはめるときには、ねこを飼うすべての飼い主さんが、ご自宅の中でもルールに沿った飼い方をすることが「地域ねこ」対策以上に大切です。
 
「地域ねこ」になるためのルールって?
地域ねこは、ねこのそばにいる人と人とのふれあいから始まります。人たちが猫のためにしてあげられる事柄は、大きく次の5つに分けられますが、ねこたちには自分ではできないことばかりです。猫のそばにいるどなたかが少しがんばって手を差し伸べた地域では、人たちとねこたちが一緒に暮らせるまちづくりが進んでいます。
 

1.対話
● ご近所のお仲間さんたちで協力し合ってますか?
● 町内会や管理組合などとのお話し合いはできていますか?
● ねこを快く思われない方々とのお話し合いはできますか?
● ねこに餌をあげた後のお片付けはきちんとできていますか?
● うんちが散らかって臭いと苦情はありませんか?

2.繁殖制限
● ねこの不妊や去勢手術は進んでいますか?
● 未去勢や不妊手術前の外出自由な飼いねこがいませんか?
● 獣医さんとの協力づくりは進んでいますか?
● ねこの手術や介護費用の捻出はできますか?

3.地域行政の後押し
● 地域行政のお役所や保健所などへ「地域ねこ計画中」の報告は済んでいますか?
● また、お役所や保健所などからの後押しはありますか?

4.遺棄・衰弱虐待・殺傷禁止
● 捨てねこ違反者や衰弱虐待、殺傷犯罪の対策は地元警察ともできていますか?
● アニマルレスキューを実行する消防や、命ある動物と人との共生を教える教育委員会ともお話し合いを進めます。

5.飼い主責務の普及啓発
● ペットの飼い主さんへの情報伝達不足などから、外で暮らすことになってしまうねこたちを増やしてしまうことは多いものです。外のねこを快く思われない方への感情を和らげるためにも、みだりな繁殖や外出自由飼いには、充分な心配りと飼い主としての責任感が欠かせません。


ねこが殺されたり傷つけられるのを見るのは、誰でも嫌なものです。ねこと暮らせるまちづくりに賛同する人たちは決して少なくありません。ご近所のみなさまへ手づくりチラシなどを読んでいただくと、もっと理解が広まり、地域ねこ対策のチームワークも大きくなります。地域ねこのPRや普及啓発にはチラシのポスティングや回覧板への添付、町内の掲示板も利用されます。

「地域ねこ」対策を進めるための詳しい内容は、繊細で煩雑なお打ち合わせになります。ねこだすけでは直接のご面談などにてご相談やお手伝いを承っています。