大・小、イベント&活動情報です。

●写真は平成16年10月30日、練馬地域ねこの会有志主催の、始めての公開イベントです。会場の地区区民館の予約や、開催に協力した練馬区保健所などとの折衝、チラシの制作や回覧の準備なども手探りでした。協働は、ねこだすけ。(※この地域は、同年3月に認定を受けています。)
 東京都のモデル地域認定に向けて動き始めるきっかけは、前回の新宿にゃんセミでした。「なせばなる、ならぬは人のなさぬなりけり」の文字通り、家族の積極的な後押しもいただきながらの孤軍奮闘でした。
 墨田にゃんセミにもご家族(御主人)と出向きました。その後は、練馬区保健所への合意形成のための働きかけ。都との連絡調整。このボランティアプランを成立させるため、地域町会とも非公開の小さなタウンミーティングを重ねました。手作りチラシや回覧もたびたび作りました。
 その合間には、TNR(トラップ/保護・ニューター/手術・リターン/返還)を任意ですすめました。
 区保健所や、都との合意形成は比較的スムーズに進み、町会とも協力体制は整ったものの、ねこへの手術に否定的な住民がゼロでもなかったのです。
 始めての公開イベントをきっかけに、否定的な住民が限り無くゼロに近付きました。小さな命の尊さを、人と人との災いに結びつけない方法を探しながら、一歩一歩進んでいます。
 地域のねこの手術も進み、残りのねこの頭数も、獣医資格を持つ都の職員に依頼するだけで足りそうです。
 今一番の問題は、都との約束の手術日が、どしゃぶりだったら猫の姿も見られずに、約束の時間もずれてしまうことなどです。いろいろな状況も考えながら、手術のやり方もさまざまです。

●東京都では、モデルプランの浸透したことをうけて、2004年から、東京都動物愛護推進総合基本計画(ハルスプラン)に「飼い主のいない猫との共生支援事業」を組み込みました。

●モデルプランですから、期間は1年間限定です。その後も同じ方法のハルスプランへの移り込みを目指して、地域に根付かせるための活動が続いています。



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